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塾に通ってもやる気が出ない?原因とやる気を引き出す3つの工夫

「塾には行っているのに、全然やる気が感じられない」
「せっかく通わせているのに成績が伸びない」
「自分でもやる気を出したいのに、どうしてもやる気になれない…」
そんな悩みを持つ中高生や保護者の方は少なくありません。
「塾 やる気」というキーワードで検索する方の多くは、「どうすれば勉強に前向きになれるのか」「やる気がないのは本人のせいなのか」と悩んでいます。
実は、「やる気がない」のは能力や性格の問題ではなく、仕組みや環境が整っていないだけのことがほとんど。
この記事では、塾での勉強にやる気が出ない原因と、やる気を引き出す具体的な方法を紹介します。
なぜ塾に行ってもやる気が出ないのか?

まず最初に理解しておきたいのは、**やる気=感情ではなく“条件”**だということです。
多くの人は「やる気が出たらやろう」と思いがちですが、実際は逆で、やるべきことを始めるとやる気が出てくるという性質があります。
それでも塾でやる気が出ない理由には、以下のようなものがあります。
1. 目的があいまい
「なんとなく周りが通ってるから」「親に言われたから」という理由で塾に行っている場合、本人の中で勉強の意味が明確になっていません。
やる気は、「なぜそれをやるのか」が明確になると自然に高まるものです。
2. 成果が感じられない
がんばっても点数が上がらない、成績が変わらない…。
この状態が続くと、「どうせやっても無駄」と感じてしまい、モチベーションが低下します。
3. 塾のスタイルが合っていない
集団か個別か、教える先生との相性、進度のペースなどが合っていないと、「塾に行く=ストレス」になってしまいがち。
やる気が出るどころか、塾に行くだけで疲れてしまうというケースもあります。
やる気を引き出す3つの工夫

1. 小さな成功体験を積ませる
やる気を引き出す最も確実な方法は、「できた!」という体験を増やすこと。
成績全体を一気に上げるのは難しくても、たとえば
- 計算ミスが減った
- 英単語を30個覚えた
- 前回よりテストが5点上がった
といった小さな変化に気づかせることが重要です。
塾側でも、指導者が「できたこと」をしっかり言葉でフィードバックし、自信につなげてあげることがやる気アップのカギになります。
2. 目標設定は“具体的かつ短期的”に
「志望校に合格する」「学年10位以内に入る」などの目標は立派ですが、遠すぎて実感が持てないこともあります。
それよりも、
- 来週の単語テストで80点を取る
- 今月中にこの問題集を1冊終える
といった短期的で具体的な目標のほうが、やる気は高まりやすくなります。
目標は紙に書いて見える場所に貼ったり、塾の講師と共有することで達成意欲が高まります。
3. 塾との相性を見直す
本人が通っている塾が「居心地が悪い」「話を聞いてもらえない」「授業についていけない」と感じている場合、それがやる気を下げる最大の原因になっていることも。
特に個別指導塾では、講師との相性が大きく影響します。
- 講師が話しやすいか
- 授業の進め方が合っているか
- フィードバックが具体的か
といった点を見直して、必要であれば教室や担当講師の変更、他塾の検討も視野に入れてみてください。
保護者のサポートも“やる気”に直結する

最後に、保護者の接し方も、子どものやる気に大きな影響を与えます。
- 成績ではなく「努力のプロセス」をほめる
- 話を聞いて共感する(アドバイスより共感)
- 生活リズムや勉強環境を整える
こうしたサポートが、安心感や自己肯定感につながり、やる気の“土台”を作っていきます。
まとめ:やる気は「感情」ではなく「仕組み」でつくれる
「塾に行ってもやる気が出ない」のは、よくある悩みです。
でも、やる気は「自然に湧いてくるもの」ではなく、環境や習慣、成功体験を通じて育てていくものです。
塾選びや指導スタイルの見直し、目標設定や小さな成功体験の積み重ねで、やる気は必ず引き出せます。
今、やる気が出なくても大丈夫。やり方を変えれば、子どもは変わります。
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プロフィール:
和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ
哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている
スタディブレイン和歌山駅東口教室