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高校受験で伸び悩む子の共通点と今すぐできる通知表対策

「一生懸命やっているのに、なかなか成績が上がらない…」「通知表の内申点が思うように伸びない…」
そんな悩みを抱える中学生は少なくありません。高校受験において、当日の試験点数と同じくらい重要なのが通知表(内申点)です。今回は、受験で伸び悩む子の共通点と、通知表アップのために今すぐ始められる具体的な対策をご紹介します。
【共通点①】努力の方向がズレている
一生懸命勉強しているのに結果が出ない子の多くは、「何をどう勉強すればいいか」が曖昧なまま進めています。
- テスト範囲を一通りやっただけで満足してしまう
- 苦手科目を避けて得意科目ばかり勉強してしまう
- ノートまとめばかりでアウトプットが不足している
「量」だけでなく、「質」にこだわった勉強が必要です。具体的には、学校のワークやプリントを**“3周する”**ことを目標にすると、定着度が格段に上がります。
【共通点②】提出物や授業態度が軽視されている
通知表で重要なのは、テストの点数だけではありません。特に内申点は以下のような要素で評価されます。
- ワーク・プリント・ノートの提出状況
- 授業中の発言や態度
- 小テストや課題の出来
「普段の姿勢」が評価されるため、授業にしっかり取り組んでいるか、提出物を期限内に丁寧に出しているかが非常に重要です。
【共通点③】計画性がない

伸び悩む生徒の多くは「行き当たりばったり」で学習しています。
- テスト直前に焦って詰め込む
- 何を勉強すればよいか毎回迷う
- 苦手分野を放置して時間切れになる
テスト2週間前から「計画的に準備」する習慣をつけましょう。理想は、1日あたりの学習量を細かく分けて、計画表に書き出すことです。視覚化することで、やるべきことが明確になり、焦りや無駄を減らせます。
【共通点④】通知表の評価基準を知らない

通知表には、いわゆる「観点別評価」が導入されています。教科ごとに、
- 関心・意欲・態度
- 思考・判断・表現
- 知識・技能
など、いくつかの観点で評価され、数値化されます。
つまり「テストの点数が良ければ通知表も高い」は間違いで、「普段の授業でどれだけ積極的に取り組んでいるか」が重視されるのです。学校の先生が何を見ているかを知ることで、狙いをもった行動ができるようになります。
【今すぐできる通知表対策5選】
① 提出物は100%出す
期限を守り、丁寧に仕上げる。評価に直結します。
② 授業で必ず発言する
週に1回でも発言すれば、印象は大きく変わります。
③ 小テストで高得点を狙う
範囲が狭い分、対策もしやすく、先生の評価対象にもなりやすいです。
④ 自主学習ノートを活用する
学校によっては評価対象になることも。提出できる場があれば積極的に。
⑤ 評価の観点を先生に確認する
三者面談などの機会に「どの観点を伸ばせば良いか」を直接聞いてみましょう。
【最後に】通知表を制する者が受験を制す

高校受験で求められるのは、「テストで点が取れる生徒」だけでなく、「日々の学習を継続できる生徒」です。通知表(内申点)は、その力を見極める材料でもあります。
勉強のやり方や普段の姿勢を少し見直すだけで、成績も内申も変わります。高校受験本番まで、まだまだ伸ばせる。今から通知表対策を始めて、ライバルに差をつけましょう。
今回ご紹介した内容のいくつかは聞いたことがあると思います。特別なことをする必要はなく、ただ当たり前のことを当たり前に実行していくだけです。
とはいえ、実際に行動するのは難しいものですね。スタディブレインでは、定めた目標に向かってどういうアプローチで近づいているのかを一緒に考えさせてもらっています。
一緒に目標を達成しましょう。ぜひ一度体験授業にお越しください。
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プロフィール:
和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ
哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている
スタディブレイン和歌山駅東口教室