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勉強がつらい時は成長のサイン?適度な負荷が成績を伸ばす理由
「勉強がつらい。これは頑張っている証拠なのかな?」
多くの中高生が抱えるこの疑問。実は、勉強がつらい=正しい努力をしている証拠とは必ずしも言えません。しかし、適度なつらさがある勉強こそが成長につながるのは確かです。この記事では、科学的な根拠を交えながら「勉強のつらさ」と「成長の関係」について解説します。
勉強が「楽すぎる」と伸びない理由
一見効率的に見える「楽な勉強」ですが、負荷が低すぎると脳にとっては単なる作業になってしまいます。
- 解いたことのある問題だけを繰り返す
- 教科書を眺めるだけ
- 答えを丸写しして終わり
これらは 短期的には安心感を得られても、記憶や理解にはほとんど残らない ことが研究でもわかっています。
「適度なつらさ」が成績アップを生む
心理学には「望ましい困難(desirable difficulties)」という考え方があります。
これは、少し難しく感じる課題に取り組むことで学習効果が最大化するというもの。
具体的には、
- 思い出そうとして頭をひねる
- すぐに答えが出ない問題に挑戦する
- 間違えてから修正する
こうしたプロセスは「つらい」と感じることもありますが、その負荷こそが記憶を強化し、理解を深めるのです。
「つらさ」には2種類ある
ただし、すべてのつらさが成長につながるわけではありません。
- 正しいつらさ(成長につながる)
- 少し難しい問題に挑戦する
- できない理由を考えて修正する
- 時間をかけて思い出そうと努力する
- 少し難しい問題に挑戦する
- 間違ったつらさ(消耗するだけ)
- 睡眠不足や体調不良で勉強する
- 理解できていないのに教科書の丸写しを続ける
- 非効率な方法を繰り返す
- 睡眠不足や体調不良で勉強する
ポイントは、脳に考える負荷がかかっているかどうかです。
適度なつらさを見極めるチェックリスト
今の勉強が「正しいつらさ」かどうかを判断するために、次のチェックをしてみましょう。
- すぐに答えが出せず、少し考える時間が必要か?
- できなかった問題をやり直して「できる」に変えられているか?
- 勉強後に「疲れたけど達成感がある」と感じられるか?
この3つに当てはまれば、それは成長につながる「適度なつらさ」です。
まとめ
勉強がつらいと感じたとき、それが正しい努力かどうかを見極めることが大切です。
- 楽すぎる勉強はただの作業
- 苦しすぎる勉強は続かない
- 「適度なつらさ」がある勉強こそ、記憶と理解を定着させ、成績を伸ばす
勉強中に感じる「ちょっとつらいな」という感覚は、成長へのサインかもしれません。大切なのは、そのつらさが「考える負荷」につながっているかをチェックすることです。
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プロフィール:
和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ
哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている
スタディブレイン和歌山駅東口教室