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固定型マインドセットを成長型マインドセットに変える方法―「才能がない」から抜け出すための考え方の整え方―

「どうせ自分はできない」
「向いていないから仕方ない」
勉強や成績について、こうした言葉を口にする生徒は少なくありません。
これは努力不足ではなく、固定型マインドセットと呼ばれる思考のクセが強く影響しています。
しかし安心してください。
マインドセットは生まれつき決まるものではなく、後から変えることができます。
固定型マインドセットとは何か

能力は最初から決まっていると考える思考
固定型マインドセットとは、
・能力は生まれつき決まっている
・できないのは才能がないから
・失敗は能力の証明
と捉える考え方です。
この思考が強いと、
「失敗=自分の価値が下がる」
と感じやすくなり、挑戦そのものを避けるようになります。
頑張らないことで自分を守ってしまう
固定型マインドセットの怖いところは、
本人が無意識のうちに
「やらなかったからできなかった」
という逃げ道を残す行動を選びやすくなる点です。
これは怠けではなく、自尊心を守るための自然な反応です。
成長型マインドセットとは何か

能力は伸ばせるものだと考える思考
成長型マインドセットは、
・能力は努力や工夫で伸びる
・失敗は成長の材料
・できないのは途中段階
と捉えます。
この考え方を持つと、
「できない今」
よりも
「どうすればできるようになるか」
に意識が向きます。
成長型はポジティブ思考ではない
誤解されがちですが、成長型マインドセットは
「前向きに考えよう」
という精神論ではありません。
行動と改善に意識を向ける現実的な思考です。
固定型マインドセットが生まれやすい原因

結果や才能ばかり評価されてきた
「頭がいいね」
「センスあるね」
といった言葉は、褒め言葉である一方、
「結果=価値」
というメッセージにもなります。
その結果、失敗を極端に恐れるようになります。
比較される環境が続いている
テスト順位や成績比較が続くと、
「自分はこの位置」
と能力を固定的に捉えやすくなります。
固定型マインドセットを変える具体的な方法

① 言葉の使い方を変える
「できない」ではなく
「まだできない」
と言い換えるだけで、思考は大きく変わります。
これは気休めではなく、
「今は途中段階だ」という認識を脳に与える効果があります。
② 結果ではなく行動に注目する
点数や順位ではなく、
・どんな工夫をしたか
・どれだけ続けたか
・どこを直そうとしたか
こうした行動に目を向けることで、
努力と成長を結びつけやすくなります。
③ 失敗を分析対象にする
失敗を
「ダメだった」
で終わらせず、
・どこで止まったか
・何が足りなかったか
を一つだけ言語化します。
失敗が「評価」から「データ」に変わります。
④ 小さな成功体験を意図的に作る
いきなり大きな目標を立てると、
固定型思考は強化されやすくなります。
・問題を1問解く
・10分机に向かう
など、確実に達成できる行動を積み重ねることが重要です。
親や周囲ができる関わり方

能力を褒めない
「頭がいい」ではなく、
「考え方が良かったね」
「続けたのがすごいね」
とプロセスを言語化して褒めることが効果的です。
失敗を急いで励まさない
失敗直後に
「大丈夫だよ」
と励ますより、
「どこが一番難しかった?」
と聞く方が、成長型思考につながります。
成長型マインドセットは訓練で身につく

成長型マインドセットは、性格ではありません。
思考の習慣です。
・言葉を少し変える
・見るポイントを変える
・失敗の扱い方を変える
これだけでも、考え方は少しずつ変わっていきます。
「できない」と感じた瞬間こそ、
成長型マインドセットを育てるチャンスです。
能力は固定されていません。
伸ばす前提で向き合うことで、行動も結果も変わっていきます。
スタディブレインでは、生徒たちに成功体験を積んでもらうことを重視しています。成功体験を積み重ねることで、「もっとできそう」と思ってもらうことが、成績アップにつながりますし、延いては自分で成長していく姿勢にもつながります。
スタディブレインで、成長型マインドセットを身につけましょう!
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プロフィール:
和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ
哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている
スタディブレイン和歌山駅東口教室