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「とりあえず1ページ目から」は今すぐやめろ。最短ルートを叩き出す『逆算型・攻略思考』

多くの人は、勉強を「1ページ目から順番に進めるもの」だと思い込んでいます。しかし、これは地図を持たずに富士山の樹海に踏み込むようなものです。
効率を極める人が必ず持っている視点、それが**「逆算思考(バックキャスティング)」**です。目標から現在地を割り出し、最短距離にだけエネルギーを注ぐ。この思考法をインストールするだけで、あなたの学習効率は劇的に変わります。
1. ゴールを「映像レベル」で具体化する

逆算思考の第一歩は、ゴールの解像度を極限まで上げることです。
- 「成績を上げる」は目標ではない: 「次の模試で、数学の確率と微積を完答して15点アップさせる」「英検2級の過去問で、リーディングを8割安定させる」。
- 敵の正体を知る: まずは過去問をチラ見してください。どんな形式で、どんなレベルのことが聞かれるのか。「倒すべき敵の姿」が見えなければ、どんな武器(勉強)を用意すべきか決まりません。
2. 「締め切り」から「今日の10分」を割り出す

ゴールが決まったら、今日やるべきことまで一気にブレイクダウン(分解)します。
- マイルストーン(中間地点)の設定: 1ヶ月後のテストがゴールなら、2週間前には「基礎の完成」、1週間前には「問題演習の完了」と、逆向きにカレンダーを埋めます。
- 「今、この瞬間」に集中する理由を作る: 「1ヶ月で300単語」ではなく、「1週間で75単語」、つまり「今日はこの10個を覚えれば100%計画通り」という状態を作ります。逆算された最小単位の目標は、脳の迷いを消し去ります。
3. 「やらないこと」を真っ先に決める

逆算思考の真の価値は、「やるべきこと」を見つけること以上に、「やらなくていいこと」を切り捨てることにあります。
- 合格最低点からの引き算: 100点を目指す必要はありません。合格点が70点なら、あとの30点分(難問や重箱の隅をつつく知識)は、今の自分には「不要なノイズ」として勇気を持って捨てます。
- ショートカットの模索: 「教科書を全部読む必要はあるか?」「いきなり問題集の解答解説を読んで構造を理解したほうが速くないか?」と常に問いかけます。
4. 常に「フィードバック」で軌道修正する

逆算して立てた計画も、実行してみるとズレが生じます。
- 1週間ごとの「現在地確認」: 日曜日の夜などに、「今、自分はゴールの何%地点にいるか?」を確認します。もし遅れているなら、目標を下げるのではなく、「やり方(スピード)」を改善します。
- 逆算の「逆算」: 「なぜ予定通り進まなかったのか?」を分析し、翌週の計画をよりリアルなものにアップデートします。
5. まとめ:未来から今を迎えに行く

逆算思考ができるようになると、勉強は「終わりのない苦行」から「ゴールへ向かうカウントダウン」に変わります。
- ゴール(過去問や目標点数)を直視する。
- 期限から逆算して、今日のノルマを最小単位まで削り出す。
- 目標に関係ない「無駄な努力」を捨てる。
「積み上げ型」の人は、頑張った量に満足します。しかし「逆算型」の人は、結果に満足します。あなたはどちらの人間になりたいですか?
スタディブレインでは、毎回のテストの際に目標宣言をしてもらっています。そうすることで、目標点数を達成するためにどういう勉強が必要なのかを逆算するきっかけになります。
結果を出す考え方を学びたい人は、スタディブレインにお越しください。
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プロフィール:
和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ
哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている
スタディブレイン和歌山駅東口教室