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家庭で使える子どもへの問いかけ集
質問することの大切さ
質問ってすごいパワーがあるんです!
例えば、「今日の朝ご飯は何を食べましたか?」と質問すると、朝ご飯何食べたかな?と自然と考え始めると思います。不思議ですよね。。このように質問されたら自然とその質問に回答しようとする脳の原理原則を知っておくと、子育てにも応用できるようになります。
質問の種類
質問には2種類あります。まずは2種類の質問について使い分けれれるようになっておきましょう。
2種類の質問とは「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」です。
オープンクエスチョンとは、「これについてどう思いますか?」などの自由に回答できる質問のことを指します。クローズドクエスチョンとは、「りんごとバナナどっちが好き?」などの選択肢のある質問のことを指します。自由に自分の言葉で会話できるお子様には「オープンクエスチョン」で考える力を養わせてあげてください。
勉強するときに使える問いかけ集
【小学生向け】
- 今日は学校の宿題ある?
- どんな宿題が出たの?
- 漢字ドリルの何ページが宿題で出ているの?
- 何分で終わらせる?
- 今から10分で2ページの漢字ドリルを終わらせよう
ポイントは具体的に数字で目標を決める練習をさせること。「宿題をやります」だけだと、具体的に今から何をしたらいいのかが分からなくなってしまいます。具体的に今この瞬間に何をするかを自分の言葉で宣言する練習をさせてあげましょう。
宿題が終わったら褒めるのも大切です。頑張ったことを褒めると努力する習慣が身に付きます。 - 算数や国語の問題が宿題のときは、「どうしてこの答えになったのか教えて」と問題の解き方を人に説明する練習をさせてあげてください。人に説明する練習が一番勉強になります。
- 好きなことがある場合は、とことん好きを探求してあげてください。例えば動物が好きな場合、「どの動物が好きなの?」「どこに行ったら会えるかな?」「一番強い動物って何だと思う?」「どうして鳥は空を飛べるんだろう?」
質問をすると子どもの脳内では「なぜ?」を考え始めます。この「なぜ?」を考える習慣があるかないかで、将来活躍できるかどうかが大きく変わってきます。何も考えることができない人は、いい仕事には付けません。
お父さん、お母さんの問いかけ方法で子どもの学力は大きく変わります。宿題や受験勉強、今から何をするかまで全て親が決めて行動させ続けたご家庭は、同学年の子と比較して考える力がとても弱いです。「なぜ?」を考える力を大人になってから身に付けるのはとても時間がかかります。子どものうちに身に付けさせてあげてください。