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勉強の仕方

和歌山の中学生必見!理科で差をつける方法

和歌山県の中学生の皆さん、理科の勉強は順調ですか?理科は「暗記科目」と思われがちですが、実は考える力実験の理解が求められる科目です。今回は、定期テストから高校入試まで、理科でしっかり差をつけるための勉強法をお伝えします。

1. 理科は「暗記」だけでは限界がある

まず、理科で差がつく理由を知っておきましょう。

理科で点数が伸びにくい原因

  • 用語を暗記するだけで満足している
  • 公式や法則を使いこなせていない
  • 実験や観察の意図が理解できていない
  • 計算問題が苦手

理科は、生物・化学・物理・地学という幅広い分野から出題されるため、ただ暗記するだけでは得点が安定しません。もちろん、勉強の初めの段階では、出てくる用語をしっかりと暗記することが必要になります。しかし、さらに高得点を目指すとなると、暗記に加えて「理解」も必要になってきます。特に理科では**「なぜそうなるのか」**を理解しないと、応用問題でつまずきがちになってしまいます。。

2. 理科で差をつけるための具体的な勉強法

① 教科書を「読む」だけでなく「理解」する

理科の教科書は、ただ読むだけでは十分ではありません。重要なのは、**「なぜそうなるのか」**を考えながら読むこと。

  • キーワードに注意:例えば、「密度が大きい」とはどういうことか、「質量保存の法則」とは何を指しているのか。
  • 実生活との関連:光の屈折はメガネや水中メガネ、電気の流れは家電やスマホの充電にどう関係するか。

これらを意識しながら読むことで、理解が深まり、定着が早くなります。まずは用語の暗記を徹底しておくことで、用語ごとのつながりがわかってきて、それが理解につながります。

② 実験や観察は「目的」「結果」「考察」をセットで

実験問題は、和歌山県の入試でも頻出です。
ただ結果を覚えるだけでなく、その**「目的」「なぜそうなるのか」**まで理解しておくことが重要です。

例えば、「光合成の実験」なら:

  • 目的:葉が光を受けてデンプンをつくることを確かめる
  • 結果:光を当てた部分だけがヨウ素液で青紫に変わる
  • 考察:光がなければデンプンはできないことがわかる

実験の意味や結果をしっかり押さえると、記述問題や応用問題でも強くなります。実験手順の説明(なぜ沸騰石を入れるのか・なぜ先にガラス管を自ら抜くのか、など)もよく出題れるので、一緒に押さえておきましょう。

③ 計算問題に強くなる

理科は計算問題が苦手な生徒が多い科目です。しかし、計算問題は慣れれば得点源になります。

  • 公式の使い方を理解する:ただ公式を覚えるだけでなく、どのような場面で使うのかを理解することが大切です。
  • 単位換算に注意:cm^3からm^3、gからkgなど、単位変換でつまずかないようにしましょう。
  • 計算ドリルで鍛える:1日5分でも計算練習を続けると、スピードも正確性も上がります。

④ 演習と復習で「解ける」を増やす

理科は、一度理解した内容も時間が経つと忘れがちです。だからこそ、反復練習がポイント。

  • 間違えた問題を繰り返す:苦手な問題はノートにまとめて、定期的に見返しましょう。
  • 類題で実力を固める:1つの問題集を完璧にしたら、他の問題集や過去問にも挑戦してみましょう。

テスト直前に見直せる「弱点ノート」を作る:自分だけの対策ノートを作ると、入試直前にも効果的です。

⑤ 記述問題の練習をする

和歌山県の入試では、記述問題も多く出題されます。
ただ「答えを選ぶ」だけでなく、自分の言葉で説明できる力が必要です。

  • なぜその現象が起きるのか?
  • どのように結果が変わるのか?
  • 観察や実験で得られる結論は何か?

これらを文章で表現する練習をしておくと、本番でも落ち着いて解答できます。

3. 保護者の方にできるサポート

理科の成績アップには、家庭での声かけも大切です。

  • 「なぜそう思うの?」と問いかけてみる
  • 実生活で理科に触れる機会を増やす
  • 観察や実験が好きな子には道具を用意してあげる

こうしたサポートが、理科に対する興味を引き出すきっかけになります。

まとめ

理科で差をつけるためには、暗記だけで終わらせずに、「なぜそうなるのか」を理解する姿勢が大切です。教科書や問題集を繰り返し読むだけでなく、実際の実験や観察に触れながら、理科の本質をつかんでいきましょう。

実は理科は点数を上げやすい科目です。まずは用語の暗記を徹底→問題演習を通じて理解する→理解した内容を組み合わせて応用問題を解く、という順番で一つずつステップアップしていきましょう。

和歌山の中学生の皆さん、しっかり対策して理科で一歩リードを目指しましょう!

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プロフィール:

和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ

哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている

スタディブレイン和歌山駅東口教室

住所:〒640-8323 和歌山県和歌山市太田2丁目2−15 岡三ビル3階