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高校受験の保護者向け:通知表で悩んでいるときの対応法

高校受験を控えた保護者の皆さん、通知表の結果で悩んでいませんか?
「思ったより内申点が低い」「このままで志望校に届くのか不安」と感じることもあるでしょう。和歌山県の高校入試では、中学1年生の通知表から評価対象になりますので、さらにご不安かと思います。しかし、通知表は一現時点での評価であり、今から対策を取ることで大きく改善することも可能です。今回は、通知表の結果に悩む保護者の方に向けて、具体的な対応法をお伝えします。
1. 通知表は「現状の確認ツール」
通知表は「結果」ではなく「現状のチェック」
まず、通知表は**「現在の学力や学習態度の指標」に過ぎません。もちろん高校入試では内申点が重要な要素ですが、それは過去の結果**であり、未来を決定づけるものではありません。
むしろ、今の状況を正確に把握するツールとして前向きに捉えることが大切です。成績に一喜一憂するのではなく、**「次にどう改善するか」**に目を向ける意識が求められます。
2. 通知表で低評価になる原因を知る
通知表の評価が低い理由は、生徒によってさまざまです。以下のような原因が考えられます。
📝 学力面の問題
- テストの点数が安定しない
- 計算ミスやケアレスミスが多い
- 基礎が定着していない
- 文章読解や応用問題に弱い
📚 学習態度の問題
- 授業中の姿勢が悪い
- 提出物が遅れがち
- 授業中の発言や積極性が足りない
🤝 その他の要因
- 学校生活における人間関係の問題
- 自信の欠如やモチベーションの低下
通知表が低い原因を具体的に把握することで、ピンポイントで改善することができます。
3. 通知表で悩んでいるときの具体的な対応法

✅ ① まずは「現状分析」をする
- テストの平均点や順位を確認
- 各教科でどの単元が苦手かを把握
- 提出物や発言の状況もチェック
学校の先生に直接相談し、具体的な課題や改善点を聞くことも有効です。面談や三者面談で率直に質問してみましょう。
✅ ② 提出物や態度面を改善する
内申点はテストの点数だけでなく、提出物や授業態度も大きな影響を与えます。
- 宿題やレポートは期限内に提出する
- 授業中は積極的に発言する
- ノートを丁寧にとり、復習に活用する
- わからないことはその場で質問する
学校の先生からの評価は、日々の小さな積み重ねで大きく変わることがあります。
✅ ③ 学習計画を見直す
- 注力する教科の選定:理科や社会や副教科など、得点しやすい教科から完璧にする
- 定期テスト対策:過去のテストや問題集で徹底演習
- 内申点アップに向けた計画:短期目標と長期目標を設定する
例えば、次の定期テストまでに**「数学の計算ミスを減らす」「英単語を毎日10個覚える」**など、具体的な目標を立てると効果的です。
✅ ④ ポジティブな声かけを心がける
通知表の結果が悪いと、つい叱りたくなりますが、それは逆効果です。
- **「ここが良かったね」**とポジティブな面も評価する
- 「次はこうしてみよう」と前向きなアドバイス
- 努力のプロセスを認める
子どもは褒められるとやる気が湧き、自己肯定感が高まります。
失敗や課題を乗り越える力を育てるためにも、前向きなコミュニケーションが大切です。
4. 継続的なフォローアップ

通知表を見て一度だけ反省するのではなく、継続的なフォローアップが必要です。
- 定期的に家庭での学習状況をチェックする
- 小さな成功体験を積み重ねる
- 長期的な目標を定期的に見直す
5. まとめ
通知表は「現状の評価」に過ぎません。
今からの取り組み次第で大きく変えることができるものです。
大切なのは、焦らず、冷静に、具体的な改善策を実践すること。
- 現状分析から始める
- 態度面や提出物を見直す
- 前向きな声かけを心がける
- 計画的な学習を継続する
お子さまが自信を持って高校受験に臨めるよう、今からしっかりとサポートしていきましょう。もっと具体的に内申点を上げる方法を知りたい方はぜひお問い合わせください。スタブレでは毎週土曜日に保護者様向け勉強会を実施しており、そこでより詳細な内容をおつたえしています。
高校受験を一緒に乗り越えるお手伝いをさせてください!
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プロフィール:
和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ
哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている
スタディブレイン和歌山駅東口教室