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勉強の仕方

和歌山の学校に通っているなら知っておきたい!国語のポイント

〜高校受験に向けた国語対策も解説〜

「国語ってどう勉強したらいいのか分からない…」
「漢字や文法はできるけど、文章問題になると点が取れない…」

そう感じている中学生は少なくありません。特に、和歌山県の高校受験では、国語の得点が合否に大きく影響することも。苦手意識を持ったまま放っておくと、他教科でカバーしきれなくなります。

今回は、和歌山県の受験傾向もふまえて、今のうちに押さえておきたい国語の重要ポイントと、実践的な勉強法をまとめました。

✅ 和歌山県の高校入試 国語の特徴とは?

和歌山県の公立高校入試(学力検査)における国語の主な特徴は次の通りです。

  • 評論文・小説の読解問題が中心
  • 記述式の問題が多め※作文の出題もあり
  • 古文や漢文も出題あり(基本的な文法・語句知識が問われる)
  • 文法・漢字などの知識問題もバランスよく出題

つまり、「読解力+表現力+知識力」が必要となる、バランス型の試験です。
特に、読んで理解し、根拠をもとに説明する力は他教科でも役立つ重要なスキルです。

✅ ポイント①:読解は「根拠」をもって答える訓練を!

ただ「なんとなく」読んで答えていると点数は伸びません。入試レベルでは、「なぜそう思ったのか」を文章中の根拠を探して答える力が必要です。

🔍 実践法
  • 設問を先に読む → 問われている視点を意識しながら本文を読む
  • 「なぜ?」「どこがそう言っている?」を自問自答しながら読解する
  • 記述問題は「誰が・何を・なぜ・どうした」を整理して書く練習を繰り返す

模試や過去問を使って、記述問題の添削をしてくれる塾や学校の先生に頼むのも効果的です。国語は解説をしっかりと読み込むことが大事です。本文の要約練習をするのも良いですね。

✅ ポイント②:古文・漢文は「パターン暗記+読解のコツ」

古文・漢文に苦手意識を持つ生徒は多いですが、実は得点源にもなります。なぜなら、頻出表現や文法が毎年似ているからです。

📘 取り組むべき内容
  • 主語が省略されやすい →「誰が何をした?」を常に意識
  • 助動詞・助詞の意味を理解しておく(「けり」「なり」「ず」など)
  • 基本的な単語は意味ごとにまとめて暗記(例:「あはれ」「いと」など)

短時間で反復できる暗記系は、スキマ時間の学習にも向いています。

✅ ポイント③:知識問題は「取りこぼさない対策」を

国語の知識問題は、漢字・四字熟語・文法・敬語などが幅広く出題されます。
実はここは、やればやるほど確実に点が伸びる分野です。

📚 効率的な覚え方
  • 漢字は読み書きだけでなく「使い方」も押さえる
  • 文法問題は「主語・述語・修飾語」をセットで考える
  • ノートや単語カードに整理し、毎日5〜10分の復習を習慣化

一気にやるより、「コツコツ積み上げる」方が定着します。

✅ ポイント④:書く力=アウトプット練習を

和歌山県の入試では、作文も出題されるので、記述力も問われます。これは普段からの練習で身につけるしかありません。

✍️ 書く力を伸ばす方法
  • 音読後に「今日読んだ文章の要約」を50字で書く
  • 自分の意見を入れる練習も(例:「筆者の意見に賛成か?理由は?」)
  • 添削してくれる人に見てもらうと客観性がつく

最初は時間がかかってもOK。書いてみる→直してもらう→もう一度書くの繰り返しが力になります。

✅ まとめ:国語力は一朝一夕にはつかない。だから今から!

国語は、短期間で劇的に伸びる教科ではありません。
でも、日々の積み重ねと正しいトレーニングをすれば、確実に成績は伸びます。

高校受験に向けて今から始めるなら、以下を意識しましょう。

  • 文章は「問い」を意識して読む
  • 古文・漢文は基本文法と語彙をまず押さえる
  • 知識問題は短時間でも毎日継続を
  • 記述は回数をこなして慣れる

和歌山の入試を突破するためには国語が必要であることはもちろんですが、「文章を読んで理解する」という力はほかの教科の勉強をするときにも役に立ちます。

また、高校に入ると文章の難易度もかなり上がりますので、それまでには国語力を身につけておきたいですね。
塾や家庭学習の中でも、ぜひ国語にしっかり時間をかけて取り組んでみてください。

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プロフィール:

和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ

哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている

スタディブレイン和歌山駅東口教室

住所:〒640-8323 和歌山県和歌山市太田2丁目2−15 岡三ビル3階