ブログ
Blog
塾に通わせているのに成績が上がらない…中学生の塾選びで見直すべき5つのポイント

中学生の子どもを塾に通わせているのに、なかなか成績が上がらない…。そんな悩みを抱える保護者の方は少なくありません。実は、ただ「通わせている」だけでは、成績が上がらないことも多いのです。
本記事では、中学生の成績が上がらない原因と、塾選びで見直すべき5つのポイントを解説します。今の塾が本当にお子さんに合っているのかを判断する手がかりにしてください。
なぜ、塾に通っても成績が上がらないのか?

「塾に行っているのに成績が上がらない」という声の裏には、いくつかの共通した理由があります。よくある原因は以下の通りです。
- 授業の内容が理解できていない
- 演習量が足りていない
- 家庭学習の習慣が身についていない
- モチベーションが低下している
- 塾のカリキュラムが本人に合っていない
つまり、塾に通わせているだけではなく、**「何をどのように学んでいるか」**が重要なのです。
では、塾を選ぶうえで保護者が見直すべきポイントは何でしょうか?
1. 「授業形式」が子どもに合っているか
塾には、主に以下の3つの授業形式があります。
- 集団指導塾:学校のように同じ進度で授業が進む
- 個別指導塾:講師1人に対して生徒1~2人の少人数で対応
- 自立型学習塾:生徒が自分のペースで問題演習を進める
例えば、理解に時間がかかるお子さんにとって、集団授業はついていけず、逆に苦手意識が増してしまうことも。逆に、自分で学ぶ意欲があるタイプなら、自立型や映像授業を活用した塾のほうが力を発揮できます。
塾のスタイルが本人の特性に合っているかを見直しましょう。
2. 「カリキュラムと指導内容」が目的に合っているか

お子さんの成績を上げるには、本人の学力と目標に合ったカリキュラムが必要です。
塾によっては、学校の予習型か、定期テスト対策中心か、または高校受験対策型かなど、目的が異なります。たとえば、まだ基礎ができていない段階で受験対策中心の塾に通っても、効果は薄く感じられるでしょう。
塾選びでは、「目標までの道筋が具体的に示されているか」「どの単元から学び直すのかが明確か」をチェックしましょう。
3. 「定着のための演習量」が確保されているか
授業を聞くだけでは成績は上がりません。重要なのは、「学んだ内容が身についているか」です。
定着には演習量が欠かせません。塾で宿題が出ない、もしくは少なすぎる場合は要注意。授業→演習→確認テストというサイクルが設計されているかを確認しましょう。
また、「塾の時間外でも自習に来られるか」「テスト前の補習体制があるか」もポイントです。
4. 「講師との相性と指導力」はどうか

中学生は、信頼できる大人との関わりで学習意欲が高まります。講師の指導力と相性は、モチベーションや学習習慣に直結します。
子どもが「先生の言ってることがわかりやすい」と感じているか、「質問しやすい雰囲気か」など、本人の反応を観察してください。
また、担当がコロコロ変わる塾や、学生講師に任せきりで指導の質にばらつきがある塾は、成果が出にくい傾向があります。
5. 「学習習慣のサポート」があるか

塾の役割は授業だけではありません。家庭学習の習慣化をサポートしてくれる塾は、成績アップに強いです。
「毎日の勉強計画を一緒に立ててくれる」「学習の進捗を記録してくれる」「保護者とも定期的に面談がある」といったサポートがあると、家庭でも学習に取り組みやすくなります。
成績が伸び悩んでいる場合、塾と家庭の連携が取れているかどうかも見直しましょう。
まとめ|塾を「変える」前に、「見直す」ことが大切
塾に通わせているのに成績が上がらないと、「塾を変えるべきか?」と焦ってしまうこともあるかもしれません。
ですが、本当に重要なのは「通っている塾が本人に合っているか」「塾のサポート体制が整っているか」を冷静に見直すことです。
塾選びで見直すべき5つのポイント
- 授業形式が合っているか
- カリキュラムが目的に合っているか
- 演習量が十分か
- 講師との相性・指導力はどうか
- 学習習慣のサポートがあるか
お子さんにとってベストな環境を整えることが、成績アップへの第一歩になります。
スタディブレインは勉強の仕方を教える塾です。ちょっと変わった塾ですが、成績アップの実績がどんどん出ています。気になる方はぜひ体験授業にお申し込みください。
関連記事はこちらです:
プロフィール:
和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ
哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている
スタディブレイン和歌山駅東口教室住所:〒640-8323 和歌山県和歌山市太田2丁目2−15 岡三ビル3階