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【勉強が続かない人必見】心理学の「20秒ルール」で勉強習慣が劇的に変わる!
「やらなきゃ」と思っていても、ついスマホに手が伸びる。勉強を始めるまでに時間がかかり、気づいたら寝る時間。こんな経験、誰しもあるのではないでしょうか?
実はそれ、あなたの意志が弱いからではありません。心理学的にも「人間は面倒くさいことを後回しにする」生き物です。
でもご安心ください。その“心理の壁”を突破するシンプルな方法があります。それが、**「20秒ルール」**です。
「20秒ルール」とは?
20秒ルールとは、ハーバード大学のショーン・エイカー教授が提唱した習慣化のテクニックです。
人は、20秒以上余計に時間がかかることを無意識に避ける傾向がある。逆に、20秒短縮できるだけで行動しやすくなる。
例えば、テレビのリモコンの電池を抜いておくだけで、テレビをつけるのが面倒になり、他の行動に時間を使いやすくなる、という具合です。
この法則を、勉強の「やる気スイッチ」づくりに応用できるのです。
勉強に「20秒ルール」をどう活かす?
① 勉強までの準備時間を20秒短くする
人が行動を始めるまでの最大の壁は、「準備が面倒くさい」という心理的ハードルです。
このハードルを20秒分低くするだけで、スッと勉強を始められるようになります。
✅ 具体例
- 教科書・ノート・筆記用具を前日に机の上に出しておく
- スマホを別の部屋に置き、代わりにストップウォッチを机に置く
- 「英単語帳」アプリをスマホのホーム画面1ページ目に置く
こうすることで、「勉強するかどうか迷う前に手をつける」状態をつくることができ、勉強を習慣化しやすくなります。
② やめたい習慣に「20秒の壁」を作る
逆に、やめたい行動には“20秒の面倒くささ”を仕込んでおきましょう。
✅ 具体例
- スマホはタイマーつきロッカーや引き出しに入れる
- SNSアプリを削除し、使いたい時は再インストールする(=20秒かかる)
- テレビのリモコンの電池を抜いておく
これにより、「なんとなくの誘惑」に負けにくくなり、勉強への集中度が格段にアップします。
習慣を変える鍵は「意志力」ではなく「仕組み」
「やる気」や「意志力」に頼る勉強法は、疲れているときや気分が乗らないときに簡単に崩れます。
でも、「20秒ルール」のような環境や仕組みの工夫に頼れば、気分に左右されずに勉強を継続できます。
これは、最新の行動心理学や脳科学でも裏付けられています。
行動を起こすまでの“初速”をいかに軽くするかが、習慣化のカギなのです。
まとめ:今日からできる「20秒ルール」活用術
- やりたい行動のスタートまでの手間を20秒削減する
- やめたい行動にはあえて20秒の面倒さを仕込む
- 「気合い」ではなく「仕組み」で勉強を続ける
- 環境を整えるだけで、集中力と継続力が激変する
最後に:たった20秒で未来が変わる
勉強が苦手な人ほど、「やる気が出たらやる」ではなく、「やる気がいらない仕組み」をつくるべきです。
たった20秒の工夫で、あなたの勉強習慣は大きく変わります。
今日のうちに、まずはひとつ。
「明日すぐに勉強できる環境」を作ってみませんか?
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プロフィール:
和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ
哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている
スタディブレイン和歌山駅東口教室