ブログ
Blog
【朝の過ごし方が成績を左右する】科学的に効果がある!勉強が捗る朝の習慣5選
「朝は苦手」「眠くて集中できない」と思っている人も多いかもしれません。
しかし実は、朝は脳が最もリフレッシュされており、集中力・記憶力・判断力のすべてが高まる時間帯です。
この「ゴールデンタイム」を活かすかどうかで、1日の勉強効率や成績の伸びに大きな差がつきます。
本記事では、心理学や脳科学に基づいた「勉強が捗る朝の習慣」を5つ紹介します。
どれも簡単に実践できるものばかりですので、ぜひ明日から取り入れてみてください。
習慣①:朝日を浴びて、脳をやる気モードに切り替える
◆ 効果
朝の光を浴びると、脳内でセロトニンという「やる気ホルモン」が分泌されます。
このホルモンは体内時計を整え、やる気や集中力を高める効果があります。
◆ 実践方法
- 起きたらすぐにカーテンを開けて、5〜15分程度自然光を浴びる
- 曇りや雨の日でも、窓際に立つだけで十分効果があります
習慣②:コップ1杯の水で脳のエンジンを始動
◆ 効果
睡眠中に失った水分を補うことで、脳への血流が促進され、ぼんやりした状態からスッキリした状態へと変わります。
◆ 実践方法
- 起床後、コップ1杯(200〜300ml)の常温の水を飲む
- 冷たい水よりも常温の方が体にやさしく、吸収がスムーズです
習慣③:軽い運動で集中力を高める
◆ 効果
軽い運動によって、ドーパミンやエンドルフィンが分泌され、脳の働きが活性化します。
眠気も解消され、勉強に集中しやすい状態が整います。
◆ 実践方法
- ストレッチやスクワット、ラジオ体操などを1〜5分程度行う
- 近所を5〜10分散歩するのもおすすめです
習慣④:前日の夜に「朝やること」を決めておく
◆ 効果
朝は意思決定能力が弱くなっており、「何をしようか」と迷うことで集中力が削がれてしまいます。
あらかじめ決めておくことで、すぐに行動に移れます。
◆ 実践方法
- 「朝は英単語10分」「数学の問題1ページ」など、具体的に小さなタスクを設定する
- メモに書いたり、机に教材を用意しておくとさらに効果的です
習慣⑤:最初の勉強は“簡単なタスク”から始める
◆ 効果
脳は「行動の最初の一歩」に最もエネルギーを使います。
取りかかりやすいタスクから始めることで、スムーズに勉強モードに入れます。
◆ 実践方法
- 英単語を1ページ読む
- 昨日のノートを軽く読み返す
- 計算ドリル1問だけ解く
勉強が捗る朝のルーティン(例)
- 起床後すぐにカーテンを開けて朝日を浴びる
→ セロトニン分泌により、やる気と体内時計を整える - コップ1杯の水を飲む
→ 脳の血流が良くなり、覚醒が促される - 軽い運動を1〜5分行う(ストレッチ・スクワット・散歩など)
→ 集中力が高まり、眠気が取れる - 前日に決めておいた勉強内容に取りかかる
→ 意思決定の負担がなく、すぐに集中できる - 勉強は簡単なタスクから始める(英単語1ページ、計算1問など)
→ 行動のハードルを下げて、集中状態に入りやすくする
まとめ:まずは“朝の5分”から変えてみましょう
朝の過ごし方は、1日の勉強の質を大きく左右します。
今回ご紹介した習慣は、どれも簡単に取り入れられるものばかりです。
すべてを一気にやろうとせず、まずはひとつだけで構いません。
たとえば、「明日の朝はカーテンを開けて朝日を浴びる」だけでもOKです。
小さな一歩が、大きな習慣の始まりになります。
明日の朝から、ぜひひとつ行動を変えてみてください。
その積み重ねが、集中力・記憶力・学力アップにつながっていきます。
関連記事はこちらです:
プロフィール:
和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ
哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている
スタディブレイン和歌山駅東口教室