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中学生でも単語帳は買うべき?効果的な英単語学習の始め方とは
英語学習において「単語力」は土台です。中学生の保護者や生徒から「単語帳って買ったほうがいいんですか?」という質問は非常に多くあります。結論から言えば、中学生でも単語帳は効果的に活用できます。ただし、選び方や使い方には注意が必要です。本記事では、中学生にとって単語帳が必要な理由、適切な選び方、使い方のコツを解説します。
単語帳を使うべき3つの理由
1. 定期テストや高校入試に備えられる
中学英語で扱われる語彙数は、おおよそ1200〜1500語程度です。高校入試では、そのほとんどが正確に書ける・読める・意味がわかる状態であることが求められます。単語帳を使えば体系的に語彙を整理して覚えることが可能です。
2. 自分の進度に合わせて反復学習できる
授業で扱われる単語だけだと、定着しにくいこともあります。単語帳があれば、自分のペースで繰り返し復習できるため、忘却を防ぎやすくなります。
3. 英文読解の基礎力がつく
長文読解でつまずく原因の多くは「語彙力不足」です。意味がわからない単語が多ければ、文構造がわかっていても内容を正確に理解できません。単語帳で語彙を増やせば、英文全体の理解度も向上します。
中学生向け単語帳の選び方
1. 教科書に準拠した単語帳
学校の教科書(New Crown, Sunshineなど)に対応している単語帳は、定期テストとの親和性が高くおすすめです。
2. 例文やイラストが豊富なもの
単語の意味を「イメージ」で覚えられるものは記憶に残りやすく、初心者でも学習が続けやすいです。
3. 無理のない単語数
最初から3000語や5000語を目指す単語帳はハードルが高すぎます。中学レベルに特化した1000語程度の単語帳から始めるのが現実的です。
単語帳の使い方3ステップ
ステップ1:1日10〜20語ずつ覚える
無理せず、毎日の習慣にすることが最重要。音読や書き取りと組み合わせると記憶定着が早まります。
ステップ2:1週間ごとに小テスト
1週間分をまとめて確認。○×で自己採点して、できなかった単語だけを翌週重点復習しましょう。
ステップ3:月1回の総復習
1ヶ月分をまとめて再テストし、忘れていた単語を補強します。復習スパンを広げることで長期記憶が形成されます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 単語帳だけで英語力は伸びますか?
単語帳は「基礎作り」の道具です。文法・読解・リスニングとの併用が必須です。
Q2. どの時間に取り組むのがいい?
朝の通学前や夜の寝る前など、毎日同じ時間に習慣化するのがベストです。
Q3. 自分で作る単語帳じゃだめ?
もちろんOKですが、市販の単語帳は整理されていて効率的です。最初の一冊としては市販品の方が取り組みやすいでしょう。
まとめ:単語帳は中学生にとっても強力な武器
英語力をつけたいなら、早いうちから語彙力に取り組むべきです。単語帳はそのための強力なツール。中学生でも、自分に合った単語帳を選び、コツコツ取り組むことで、高校入試に向けた基礎力をしっかり固めることができます。
単語力を制する者は、英語を制す。
今日から単語帳学習、はじめてみませんか?
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プロフィール:
和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ
哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている
スタディブレイン和歌山駅東口教室