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モチベーションってどうやるの?プロが教える中学生の基本
中学生になると、勉強や部活動、友人関係など毎日が大きく変化していきます。その中で「やる気が出ない」「勉強しなきゃいけないのは分かっているのに進まない」という悩みを抱える生徒さんは少なくありません。実際、和歌山県内でも「子どもが家でなかなか机に向かわない」という声を保護者の方から多くいただきます。
では、モチベーション=やる気はどうやって育てればいいのでしょうか?ここでは、プロの学習指導者として中学生に必要な“やる気の基本”を分かりやすくご紹介します。
1. モチベーションは「仕組み」でつくるもの🔥
多くの保護者の方は「本人の気持ち次第」と思われるかもしれません。しかし実際には、やる気は「気分任せ」ではなく、環境や学習の仕組みで作ることができます。
例えば、難しすぎる問題から始めると誰でも嫌になりますよね。逆に、最初に「できた!」という達成感を味わえば、その後も自然と取り組めます。スタブレでは、この達成感を積み重ねる学習プランを立てることで、無理なくやる気を引き出しています。
2. 目標は小さく、具体的に
「定期テストで○点上げる」といった大きな目標も大切ですが、日常的にはもっと小さな目標を設定することが効果的です。
たとえば「今日は英単語を5個覚える」「数学のワークを2ページだけ進める」といった目標なら、子ども自身も取り組みやすく、達成感も得やすいのです。小さな成功の積み重ねがモチベーションを高め、勉強を続ける力になります。
3. 勉強時間を上手に管理することがカギ⏱️
やる気を保つには、勉強のやり方だけでなく「時間の使い方」もとても重要です。長時間ダラダラと机に向かっていても集中力は続かず、「やったつもり」で終わってしまうことが多いものです。
そこでおすすめなのが、タイマーを活用した時間管理です。たとえば「25分集中+5分休憩」というリズムを繰り返す方法(ポモドーロ法)は、中学生でも取り入れやすく効果的です。短い時間なら集中しやすく、休憩も計画的にとれるため、やる気を維持しやすくなります。
また、休憩の過ごし方もポイントです。スマホを触るとそのまま長引いてしまうので、ストレッチをしたり水分補給をするなど、頭をリフレッシュできる方法が理想的です。
4. 習慣化が一番の近道
モチベーションは一時的に高めるだけでは意味がありません。毎日の学習を習慣にすることが大切です。
そのためには、時間を決めて机に向かうことから始めましょう。最初は10分でもOKです。短時間でいいから毎日続けることで、「やるのが当たり前」という状態になります。スタブレでは学習計画の立て方からサポートし、無理なく習慣化できるようにしています。
5. 保護者ができるサポートの工夫👪
中学生のやる気を長続きさせるためには、家庭での関わり方もとても大切です。特に保護者の方からの声かけひとつで、子どもの勉強に対する姿勢が変わることもあります。
ポイントは「結果だけを評価しないこと」です。テストの点数や成績だけでなく、「今日は机に向かえたね」「時間通りに始められたね」といった小さな行動を認めてあげると、子どもは安心感を得て勉強を続けやすくなります。
また、「勉強しなさい」と言いすぎないことも大切です。 保護者が繰り返し口にすると、子どもは「強制されている」と感じてしまい、かえって反発心や無気力につながる場合があります。
さらに、叱咤激励よりも「一緒に計画を立てようか」「少し休憩しようか」といった伴走型のサポートが効果的です。家庭の中で子どもが「応援されている」と感じられると、自分から勉強に向かおうとする気持ちが自然と育ちます。
保護者がすべてを背負う必要はありません。大切なのは、「勉強を応援しているよ」という姿勢を日常の中で伝えることです。その積み重ねが、子どものやる気を支える大きな力になります。
まとめ
モチベーションは「本人任せ」ではなく、「仕組み」や「習慣」で作り出すことができます。小さな目標を積み重ね、分かる楽しさを感じ、学習習慣を整えることで、中学生は大きく変わります。
和歌山でお子さまのやる気や学習習慣にお悩みの方は、ぜひスタブレにご相談ください。お子さまの可能性を引き出し、勉強を前向きに取り組めるよう全力でサポートいたします。
プロフィール:久保田真穂 スタディブレイン湯浅教室勉強コーチ
英語が好き 海外ドラマを見るのが好き
スタディブレイン和歌山城前教室
住所:〒640-8141 和歌山市五番丁10 五番丁ビル3階《南海バス和歌山城から徒歩3分》