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高校生の勉強が苦手な子どもへの数学アドバイス🧑🏫
高校に入ると「数学が苦手…」と感じるお子さまが一気に増えます。和歌山県内の保護者の方からも、「中学校ではなんとかついていけていたけど、高校に入ってから急に数学の点数が下がった」というご相談をよくいただきます。では、どうすれば勉強が苦手な子どもでも数学に前向きに取り組めるのでしょうか。今回は、学習塾の立場から具体的なアドバイスをご紹介します。

1. 苦手意識の正体を知る🧐
多くの高校生が「数学が苦手」と口にしますが、その理由はさまざまです。
- 計算のスピードが遅い
- 公式を覚えていない
- 問題文の意味がつかめない
- 途中でつまずくと諦めてしまう
和歌山県の高校入試までは「基礎が中心」ですが、高校の数学は抽象度が上がり、理解を飛ばしてしまうと一気に難しく感じます。まずはお子さまがどこでつまずいているのかを一緒に確認することが大切です。
2. 「基礎の反復」が一番の近道🔁
数学が苦手な子どもにありがちな勉強法は、「難しい問題集に手を出す」ことです。しかし、苦手を克服するためには基礎問題の徹底反復が一番効果的です。
例えば二次関数なら、公式を使えるようになること、グラフの形を正確にイメージできることが出発点です。いきなり応用問題に挑戦するのではなく、教科書や学校のワークを何度も解き直すことから始めると、確実に理解が定着します。
3. 「短時間×毎日」が習慣化のコツ⏱️
数学が苦手なお子さまは、どうしても机に向かうのが億劫になりがちです。そこでおすすめなのが「1日15分でいいから毎日続ける」方法です。
例えば、
- 教科書の例題を1問解く
- 昨日解けなかった問題をもう一度やる
- 計算練習だけやる
こうした小さな積み重ねが、1か月後・3か月後に大きな成果となります。勉強が苦手な子ほど「続けられる量」で始めることが成功の鍵です。
4. 保護者の方にできるサポート👪
保護者の方は「もっと勉強しなさい」と言いたくなりますが、それが逆効果になることも少なくありません。数学が苦手なお子さまにとって大切なのは「できた!」という小さな成功体験です。
「今日は昨日より早く計算できたね」
「この問題、前よりスムーズに解けたね」
と声をかけてあげると、子どものやる気はぐんと高まります。学習塾でも、この小さな達成感を積み重ねる指導を大切にしています。
5. 和歌山県内の高校数学に向けて💡
和歌山県の高校では、1年生から数Ⅰ・数Aが始まり、計算だけでなく論理的な思考力が求められます。苦手を放置すると2年生以降の数Ⅱ・数Bでさらに大きな壁にぶつかります。
だからこそ、今の段階で「基礎の定着」「習慣づけ」「小さな成功体験」を意識して取り組むことが大切です。
まとめ
数学が苦手な高校生でも、正しい方法で取り組めば必ず克服できます。
- 苦手の原因を把握する
- 基礎問題を繰り返す
- 短時間でも毎日続ける
- 保護者が小さな成功を認める
和歌山県内の学習塾として、私たちは勉強が苦手なお子さまが「数学って少しわかるかも」と思えるようにサポートしています。保護者の皆さまもぜひ、焦らず一歩ずつ、お子さまの努力を支えてあげてください。
プロフィール:久保田真穂 スタディブレイン湯浅教室勉強コーチ
英語が好き 海外ドラマを見るのが好き
スタディブレイン和歌山城前教室
住所:〒640-8141 和歌山市五番丁10 五番丁ビル3階《南海バス和歌山城から徒歩3分》