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勉強の仕方

和歌山市の保護者様へ|数学の悩みを解決するためにできることとは?

「うちの子、数学だけがどうしても苦手で…」
「テストの点数が伸び悩んでいるけど、どうサポートしていいかわからない」
和歌山市内でも、多くの保護者の方がこのような悩みを抱えています。

特に中学生・高校生になると、**「計算はできるけど文章題が苦手」「公式を覚えても使えない」**といった声が増えてきます。

しかし、数学の苦手には明確な原因と、正しい対処法があります。
この記事では、保護者としてできる具体的なサポート方法を、和歌山市の教育環境もふまえてご紹介します。


よくある数学の悩みとその原因

■ よくあるお悩み例

  • 勉強しているのにテストの点が伸びない
  • 文章問題や図形が特に苦手
  • 解き方を習っても、応用になると止まってしまう
  • 「なんでこんなこと勉強するの?」という反発がある

■ 実は、原因はこの3つに分けられます

  1. わからないまま進んでいる「積み残し」
  2. 解法の「パターン」を理解していない
  3. ミスが多くても「原因分析」をしていない

和歌山市の中学校の定期テストでも、表面的な理解だけでは通用しない応用力が問われています。苦手のまま放置すれば、学年が進むにつれてさらに厳しくなっていくのが現実です。


数学の苦手を克服する3つのステップ

① 積み残しの発見と復習

中学・高校の数学は「積み上げ型」の教科です。
たとえば「方程式が苦手」な子は、実は「正負の数」や「文字式」でつまずいていることが多いです。

1学期の単元テストやミニテストを見返してみましょう。
間違えた問題を「なぜ間違えたか」まで確認します。

本人だけで原因を見つけるのが難しい場合は、塾や学校の先生の力を借りるのも有効です。


② 解き方のパターンを「使いこなす」

「解き方を見れば分かるけど、自力では解けない」――この状態を放置してはいけません。

  • 公式を覚える → 例題に当てはめる → パターンを理解する → 応用へ
    という段階を1つずつ踏んでいく必要があります。

塾や家庭で「似た問題」を何度も練習させることで、“使える知識”に変わります。


③ ミスの種類を分析し、対策を立てる

「計算ミス」や「問題の読み飛ばし」など、ミスにはパターンがあります。

ケアレスミス→式の途中までチェックする
読み間違い→条件に線を引く練習をする

ただ「もっと丁寧に!」と声をかけても、改善されないのは当たり前です。
ミスの背景にある原因を一緒に探すことが重要です。


保護者としてできる5つのサポート方法

  1. 苦手意識を否定せず、寄り添う姿勢を見せる
     「また間違えたの?」ではなく「どこでつまずいたのか一緒に見てみよう」と声かけを。
  2. 勉強の中身より「やり方」に注目する
     時間ではなく「どう解いたか」を確認してみると、課題が見えてきます。
  3. 「できたこと」に目を向け、成長を実感させる
     以前より解けるようになった問題に注目し、前向きな気持ちを育てる。
  4. 家庭での学習習慣を安定させる
     和歌山市の生徒の場合、学校・部活・塾と忙しいため、短時間でも「毎日決まった時間に勉強する」リズムが大切。
  5. 必要に応じて外部の力を活用する
     個別指導塾や、数学専門の補習サービスなども検討の価値あり。

和歌山市の保護者様へ:スタディブレインの指導法を紹介

和歌山市内では、定期テストの難度がやや高めの中学も多く、基礎理解+応用練習のバランスが求められます。
また、高校入学後は学校によって必要な数学力のレベルが異なるため、目標に応じた指導が必要です。

スタディブレインでは、解法の暗記→基本問題で練習→応用問題の順番で解くことを徹底しています。

「数学は理解しないと解けない」という声をよく聞きますが、実はそれはある意味で誤りです。基本的な解き方を知らないままだと、「なぜその式になるのか」「なぜその答えになるのか」の理解さえできないからです。

だからまず、例題と同じ解き方ができるようになるレベルを目指しましょう。そうすると、理解は後からついてきます。

こちらの記事でも数学の学力アップについて解説しています。

参考:解説を読んでもわからない…それ、前提知識が足りていません!今は飛ばしてOK! | スタディブレイン

参考:数学が苦手な人ほど“パターン暗記”を使うべき理由と効果的な覚え方 | スタディブレイン


まとめ:数学の悩みは、正しい手順で解決できる

「数学が苦手…」という悩みは、やみくもに勉強するだけでは解決しません。
必要なのは、原因を見つけて、正しい順序で取り組むことです。

保護者の皆さまには、まず「勉強そのもの」よりも「学び方の工夫」や「日々の習慣」へのサポートを意識していただくことで、お子さまの学力を長期的に支える力になれます。

プロフィール:

和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ

哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている

スタディブレイン和歌山駅東口教室

住所:〒640-8323 和歌山県和歌山市太田2丁目2−15 岡三ビル3階