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勉強の仕方

勉強での先延ばし癖をやめたい!原因と今すぐできる克服法

「やらなきゃいけないのに、つい後回しにしてしまう…」
そんな先延ばし癖は、多くの学生が抱える悩みです。

しかし、放置すると成績低下やストレスの増大、モチベーションの低下につながります。
そこでこの記事では、なぜ勉強の先延ばしが起きるのか心理的な原因を解説し、今日から実践できる具体的な克服法を紹介します。


1. 先延ばし癖が起こる3つの心理的原因

① 完璧主義が裏目に出る

「失敗したくない」「全部完璧にやりたい」と思うあまり、取り組み始めること自体をためらいがちです。

② やる気の波と感情の影響

気分が乗らないと勉強したくなくなり、「あとでやろう」と後回しにしやすいです。
感情が行動を左右してしまうのです。

③ タスクの大きさや複雑さへの圧倒

課題が大きすぎる、または何から手をつけていいかわからないと感じると、逃げたくなります。


2. 先延ばし癖をやめる5つの具体策

① 小さなタスクに分解する

大きな勉強量を「1日10分だけ問題を解く」「教科書1章のまとめを作る」など、細かく分けます。
小さいゴールなら心理的なハードルが下がり、着手しやすくなります。

② 時間を決めて短時間集中する(ポモドーロ・テクニック)

25分集中→5分休憩のサイクルを繰り返す方法。
時間を区切ることで、「今だけ頑張ればいい」という気持ちが持て、始めるきっかけになります。

③ やる気が出る環境を整える

スマホを別室に置く、勉強専用スペースを作るなど、誘惑を減らして集中できる環境を作ります。

④ 先に簡単な作業から始める

「いきなり難しい問題に取り掛かる」より、「ノート整理」や「教科書読み」など簡単なことからスタート。
心理的な負担が減り、自然に勉強モードに入れます。

⑤ 自分に報酬を設定する

「30分勉強したら好きな動画を見る」など、小さなご褒美を用意。
モチベーションを維持しやすくなります。


3. 先延ばし癖改善に効果的な考え方

「完璧」より「まず始める」

完璧を求めるあまり動けなくなるより、多少不完全でも始めることが大切。
やってみるうちに改善点が見えてきます。

「感情に流されずルーティン化する」

やる気がなくても「勉強時間は絶対確保」とルール化することで、習慣化しやすくなります。

「失敗を学びのチャンスにする」

失敗やミスを恐れず、成長の機会と捉えるマインドセットが先延ばし克服に繋がります。


まとめ

  • 先延ばし癖は「完璧主義」「感情の影響」「タスクの大きさ」が主な原因
  • 小さなタスク分解・時間管理・環境整備・簡単作業から始める・報酬設定が効果的
  • 完璧を求めずまず始める、ルーティン化、失敗を恐れない考え方が重要

先延ばし癖は意識的に習慣を変えることで改善できます。
まずは今日1日の勉強計画を小さく立てて、1分でもいいので始めてみましょう。

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プロフィール:

和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ

哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている

スタディブレイン和歌山駅東口教室

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