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受験勉強はいつから本気でやるべきか?「まだ間に合いますか?」への現実的な答え

「受験勉強って、いつから本気でやればいいんでしょうか」
「今からでも間に合いますか?」
この質問は、受験期が近づくほど多くなります。
結論から言えば、「本気になる時期」よりも、「どう本気になるか」の方が圧倒的に重要です。時期だけを基準にすると、かえって遠回りになることもあります。
「本気になる時期」を気にしすぎると起きること

周囲と比べて焦りやすくなる
「もう○月なのに」
「みんなはもっとやっている」
こうした比較は、不安を強める一方で、具体的な行動にはつながりにくくなります。
焦りは行動を増やすどころか、思考を止めてしまうことが多いのです。
「本気=長時間」という誤解
本気になる=勉強時間を一気に増やす
と考えがちですが、これは受験期にありがちな誤解です。
準備が整っていない状態で時間だけを増やすと、
・集中力が続かない
・ミスが増える
・自己否定が強まる
といった悪循環に入りやすくなります。
成績が伸び始める子がやっている「本気」の正体

本気とは「量」ではなく「迷いの少なさ」
成績が伸びる子は、必ずしも最初から長時間勉強しているわけではありません。
共通しているのは、
「今日は何をやるか」で迷っていないことです。
やる内容が明確で、手順が決まっている。
この状態が、本当の意味での「本気」です。
できないことを増やさない
本気になると、あれもこれもやろうとしがちですが、
伸びる子ほど「今やらないこと」をはっきりさせています。
受験期は、新しいことを増やす時期ではなく、
できることを安定させる時期です。
「まだ間に合いますか?」への現実的な考え方

間に合うかどうかは「残り時間」では決まらない
間に合うかどうかを決めるのは、
「今から何時間できるか」ではなく、
「勉強の迷いをどれだけ減らせるか」です。
同じ1時間でも、
・何をするか決まっている1時間
・迷いながら過ごす1時間
では、効果は大きく違います。
今からできる一番効果の高いこと
この時期に優先すべきは、
・解法を型として固定する
・よく出るミスを減らす
・復習の優先順位を明確にする
といった整理と安定です。
これが整うと、勉強時間がそれほど多くなくても、点数は上向き始めます。
親が意識したい「本気」を引き出す関わり方

「いつから本気?」と聞かない
この質問は、子どもにとっては
「今は本気じゃないと言われている」
というメッセージになりやすくなります。
代わりに、
「今日は何をやる予定?」
と聞くだけで、行動に目が向きます。
行動の安定を評価する
時間や気合よりも、
・同じ時間に机に向かえているか
・決めた内容をこなせているか
といった再現性を評価することで、本気は自然と強まります。
受験勉強の本気スイッチは「設計」で入る

受験勉強は、ある日突然スイッチが入るものではありません。
やることが整理され、迷いが減り、失敗しても立て直せる。
この状態が整ったとき、結果として「本気」に見えるようになります。
「いつから本気になるか」を気にするより、
「今日の勉強は迷いなく進めたか」を確認する。
その積み重ねが、受験を現実的に前進させます。
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プロフィール:
和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ
哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている
スタディブレイン和歌山駅東口教室