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勉強の仕方

模試の結果に一喜一憂してしまうのはなぜ?受験期に知っておきたい「正しい見方」

「模試の判定が下がっていて不安になった」
「前回より点数が悪くて、このままで大丈夫なのか心配」

受験期になると、模試の結果が気にならない保護者はいません。
ですが、模試の数字をそのまま受け取ってしまうと、必要以上に不安を強めてしまうことがあります。

模試は重要な材料ですが、使い方を間違えると逆効果にもなります。

模試の結果が不安を生みやすい理由

数字は「客観」に見えて感情を刺激する

偏差値、順位、判定。
これらは一見客観的な指標ですが、受験期には
「合否を突きつけられた感覚」
を生みやすくなります。

特に保護者は、子ども以上に
「この結果=将来」
と結びつけて考えてしまいがちです。

模試は条件が毎回違う

模試ごとに
・問題の難易度
・出題傾向
・体調や集中力
は異なります。

それにもかかわらず、
「前回より下がった」「上がった」
と単純比較してしまうと、判断を誤りやすくなります。

模試の結果で見てはいけないポイント

判定や偏差値だけを見る

判定は、あくまでその時点での位置情報です。
将来を確定させるものではありません。

偏差値が上下した理由を見ずに、数字だけで評価すると、
不安と焦りだけが残ります。

1回の結果で結論を出す

模試は「傾向を見るもの」であって、「結論を出すもの」ではありません。
1回の結果で
「もう無理かもしれない」
と考えるのは早すぎます。

模試で本当に見るべきポイント

「できなかった理由」の内訳

点数より大切なのは、
・知識不足
・解法ミス
・時間配分
・読み違い

のどれで失点しているかです。
これが分かれば、次にやることが明確になります。

再現性のあるミスかどうか

毎回同じミスをしているなら対策が必要です。
逆に、その回だけのミスであれば、過度に気にする必要はありません。

時間の使い方

時間が足りなかったのか、余っていたのか。
ここを見るだけでも、勉強の方向性は大きく変わります。

模試結果を受け取るときの親の関わり方

最初の一言で空気が決まる

模試の結果を見た直後の一言は、とても重要です。

「どうだった?」
よりも
「おつかれさま」
この一言で、子どもは安心して振り返りができます。

すぐに評価しない

結果を見て、すぐにアドバイスや指摘をしないこと。
まずは、
「どこが一番難しかった?」
と聞くことで、子ども自身の視点を引き出します。

次の行動にだけ目を向ける

過去の点数より、
「次は何を整えるか」
に話題を移すことで、不安は前進に変わります。

模試は「現在地を知るための地図」

模試は、合否を決める審判ではありません。
今どこにいて、どこに向かうかを考えるための地図です。

地図を見て不安になる必要はありません。
必要なのは、
・現在地を確認する
・進路を微調整する

それだけです。

模試の結果に一喜一憂してしまうのは、真剣に向き合っている証拠。
だからこそ、数字に振り回されず、使いこなす視点を持つことが大切です。

模試の結果は、志望校を変更するかどうかの重要な指標になります。

志望校を変更すべきかどうか迷ったときに関する記事もありますので、こちらも一緒にご覧ください。

プロフィール:

和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ

哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている

スタディブレイン和歌山駅東口教室

住所:〒640-8323 和歌山県和歌山市太田2丁目2−15 岡三ビル3階