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受験生が自信をなくす瞬間とは?そこから立て直すために大人ができる関わり方

「最近、急に自信なさそうになった」
「前は前向きだったのに、弱気な発言が増えた」
受験期には、こうした変化が突然現れることがあります。
ですがこれは珍しいことではなく、受験生なら誰にでも起こりうる自然な反応です。
大切なのは、その瞬間をどう扱うかです。
受験生が自信をなくしやすいタイミング

模試や過去問で「現実」を突きつけられたとき
判定や点数は、努力の全体像ではなく「一断面」にすぎません。
それでも受験生にとっては、
「これが今の自分」
と強く受け取られがちです。
特に真面目な生徒ほど、結果を人格評価のように感じ、自信を削られやすくなります。
周囲との比較が増えたとき
受験期は、順位・志望校・進度など、比較材料が一気に増えます。
他人の情報が増えるほど、
「自分は遅れているのでは」
という不安が強まり、自信が揺らぎます。
うまくいかない日が続いたとき
ミスが減らない、点数が安定しない。
こうした状態が続くと、
「頑張っても意味がないのでは」
という思考に傾きやすくなります。
自信をなくしたときにやりがちな逆効果な対応

励まそうとして根拠のない言葉をかける
「大丈夫だよ」
「きっとできるよ」
善意の言葉でも、本人の実感とズレていると、
「分かってもらえていない」
と感じさせてしまうことがあります。
すぐに原因分析を始めてしまう
自信をなくしている直後に、
「どこがダメだったか」
「次はこうしよう」
と分析に入ると、心が追いつかず、負担になります。
自信を立て直すために必要な視点

自信は「気持ち」ではなく「状態」
自信は、前向きな言葉で作るものではありません。
・やることが整理されている
・行動が安定している
・できる範囲が明確
こうした状態の積み重ねが、自信を支えます。
自信が落ちたときは「土台」を見直す合図
自信をなくした状態は、後退ではありません。
今のやり方や負荷を、少し調整する必要があるというサインです。
自信を取り戻すための具体的な関わり方

まずは感情を受け止める
「不安になるよね」
「そう感じるのも無理ないよ」
解決しようとせず、まず受け止める。
それだけで、心の緊張は少し下がります。
「できている事実」を淡々と確認する
自信が下がっているときほど、
できていない点ばかりが目につきます。
そこで、
・毎日机に向かっている
・決めた勉強を続けている
といった行動の事実を一緒に確認します。
評価ではなく、確認です。
勉強を小さく区切り直す
自信が落ちているときは、
「合格」
「本番」
といった大きな言葉は負担になります。
・今日はここまで
・この問題だけ
と、行動を小さく切り直すことで、再び動きやすくなります。
親が意識したい声かけのポイント

結果ではなく「安定」を見る
「点数」ではなく、
「同じことを続けられているか」
に目を向けることで、子どもは安心して前に進めます。
自信を取り戻させようと急がない
自信は、急いで戻すものではありません。
行動が安定すれば、自然と戻ってきます。
親ができるのは、
焦らせないこと
それだけでも十分なサポートになります。
受験期の自信は「揺れながら保たれる」

受験期に自信が揺れるのは、真剣に向き合っている証拠です。
大切なのは、揺れたこと自体を問題にしないこと。
・感情を受け止め
・行動を整え
・土台を安定させる
この循環が回り始めると、自信は少しずつ戻ってきます。
受験生にとって本当に必要なのは、
「自信満々でいること」ではありません。
揺れても立て直せる環境があること。
それが、最後まで走り切る力になります。
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プロフィール:
和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ
哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている
スタディブレイン和歌山駅東口教室