ブログ
Blog
英語の家庭学習が続かない人のための効果的な学習法―「やる気」ではなく「仕組み」で続ける英語勉強―

「最初はやる気があったのに、いつの間にか英語をやらなくなっている」
「単語帳も参考書もあるのに、続かない」
英語の家庭学習について、こうした悩みは非常に多く聞かれます。
ですが、英語学習が続かないのは、意志が弱いからでも、向いていないからでもありません。
多くの場合、学習法の設計そのものが、続かない形になっていることが原因です。
英語の家庭学習が続かない理由

成果が見えにくく、達成感が遅い
英語は、数学のように「解けた・解けない」がすぐに分かりません。
単語を覚えても、文法を学んでも、短期間で劇的な変化が見えにくいため、
「やっている意味があるのか分からない」
という感覚に陥りやすくなります。
この状態が続くと、学習そのものが後回しになります。
やることが漠然としている
「英語を勉強しよう」
「今日は英語の日」
こうした目標は一見前向きですが、実際には
・何を
・どれくらい
・どの順番で
やるのかが決まっていません。
判断が多い学習は、それだけで疲れ、継続が難しくなります。
続く英語学習に必要な視点

英語は「習慣」であり「才能」ではない
英語が得意な人は、特別な才能があるわけではありません。
共通しているのは、短時間でも触れる習慣があることです。
家庭学習で重要なのは、
「長時間やる日」ではなく
「短時間でも毎日触れる日」
を作ることです。
やる気に頼らない設計にする
やる気は感情なので、必ず上下します。
英語学習をやる気に依存させると、忙しい日や疲れた日は簡単に途切れます。
必要なのは、やる気がなくてもできる形に学習を落とし込むことです。
家庭学習が続く英語学習法① 内容を極端に絞る

単語・文法・長文を同時にやらない
多くの人が、
「単語もやらなきゃ」「文法も」「長文も」
と考えてしまいますが、これは続かない典型例です。
家庭学習では、
一つの分野だけに集中
する方が、圧倒的に継続しやすくなります。
「これだけやる」を決める
たとえば、
・単語10個だけ
・教科書1ページだけ
・英文を音読1回だけ
このように、終わりがはっきりしている学習は、心理的ハードルを大きく下げます。
家庭学習が続く英語学習法② 時間と場所を固定する

勉強時間より「始めるタイミング」を決める
「30分やる」よりも、
「夕食前に5分」
「お風呂の前に単語を見る」
といった始まりの合図を決める方が効果的です。
行動が自動化されると、学習は安定します。
勉強場所を変えない
毎回違う場所で勉強すると、集中のスイッチが入りにくくなります。
家庭学習では、「ここに座ったら英語」という定位置を作るだけで十分です。
家庭学習が続く英語学習法③ 成果の見え方を変える

「できるようになったこと」を記録する
英語は伸びが見えにくい教科です。
だからこそ、
・覚えた単語数
・読めた英文
・音読した回数
など、行動の記録を残すことが重要です。
点数ではなく、積み重ねを可視化します。
完璧を目指さない
発音、意味、文法。
すべてを完璧にしようとすると、英語はすぐに重くなります。
家庭学習では、
「だいたい分かる」
「前よりマシ」
で十分です。
親や周囲ができるサポート

「やった?」ではなく「いつやる?」
確認や叱責は、英語学習を遠ざけます。
代わりに、
「今日はいつ英語やる予定?」
と聞くだけで、行動に意識が向きます。
結果より「触れたこと」を評価する
「何点取れた?」よりも、
「今日も英語に触れたね」
という声掛けの方が、継続につながります。
英語学習が続く人は「頑張っていない」

英語の家庭学習が続く人は、強い意志で頑張っているわけではありません。
・やることが決まっていて
・量が少なく
・判断が少ない
そんな仕組みの中で、淡々と続けています。
英語学習は、気合で続けるものではありません。
設計すれば、誰でも続けられるものです。
まずは、今日やる英語を「小さく」決めること。
そこから、英語は日常の一部になっていきます。
関連記事はこちらです:
プロフィール:
和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ
哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている
スタディブレイン和歌山駅東口教室