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リスニング力を定期テスト・入試につなげる方法―「聞ける」で終わらせず、「点が取れる力」に変える―

「リスニング練習はしているのに、テストの点数が伸びない」
「入試のリスニングになると、内容が頭に残らない」
こうした悩みは非常に多く聞かれます。
原因は明確で、リスニング練習とテスト・入試で求められる力の間にズレがあるからです。
リスニング力は、鍛えるだけでは点数になりません。
**点数に変換するための“使い方”**が必要です。
定期テスト・入試で求められるリスニング力とは

「聞こえたか」ではなく「処理できたか」が問われる
テストや入試のリスニングでは、
・音が聞こえたか
ではなく、
・内容を理解し
・必要な情報を選び
・設問に対応できたか
が評価されます。
つまり、リスニングは
聞く力+読む力+判断力
の組み合わせです。
記憶に残らないリスニングは点数にならない
「なんとなく分かった」
「雰囲気はつかめた」
では、設問には答えられません。
聞いた内容を
・一時的に保持し
・整理し
・使う
力が必要になります。
リスニングが点数につながらない原因

音声練習が「音だけ」で終わっている
シャドーイングや聞き流しだけで終わっていると、
音の処理は上達しても、
意味理解や情報整理の練習が不足します。
その結果、
「聞けるけど解けない」
状態になります。
設問を意識せずに聞いている
テストのリスニングは、
「何が聞こえたか」
ではなく、
「何を聞き取る必要があるか」
が決まっています。
この意識がないまま練習しても、本番で活かしにくくなります。
リスニング力を点数に変えるための考え方

リスニングは「情報処理の訓練」
テストや入試のリスニングは、
英語力そのものよりも、
限られた時間で情報を処理する力
が強く問われます。
そのため、
・すべてを完璧に聞く
のではなく、
・必要な情報を拾う
意識が重要になります。
「聞く前」と「聞いた後」が勝負
多くの人は、
「聞いている最中」
だけを頑張ろうとします。
しかし、点数を左右するのは、
聞く前の準備と、聞いた後の整理です。
定期テスト・入試につながる具体的な練習法

① 音声を聞く前に設問を先読みする
音声が流れる前に、
・何を聞き取る必要があるのか
・選択肢は何が違うのか
を確認します。
これにより、
聞くべきポイントが明確になり、情報処理が安定します。
② 一度で全て理解しようとしない
一回で完璧に聞き取ろうとすると、
途中で分からなくなった瞬間に崩れます。
大切なのは、
・分かる部分を確実に拾う
・分からない部分で止まらない
ことです。
③ 聞いた後に必ず「内容を再現する」
聞き終わったら、
・日本語で要点を言う
・英語で簡単にまとめる
など、再現作業を入れます。
これにより、
聞いた内容が「使える情報」に変わります。
シャドーイング・ディクテーションの活かし方

シャドーイングは「処理速度」を上げるために使う
シャドーイングは、
英語を止まらずに処理する力を鍛えます。
ただし、
シャドーイングだけでは設問対応力は伸びません。
処理速度を上げる土台として使うのが正解です。
ディクテーションで精度を補強する
聞き取れなかった部分を文字にすることで、
・音の弱さ
・聞き間違い
がはっきりします。
精度を高めることで、
テスト中の聞き逃しが減ります。
定期テスト・入試前の実践ポイント

学校・入試形式に近い音声を使う
どれだけ英語を聞いても、
形式が違えば点数には直結しません。
・学校の教科書
・過去問
・同形式の問題
を中心に練習することで、実戦力がつきます。
長時間より「型」を意識する
毎回、
- 設問確認
- 音声
- 要点整理
という流れを固定します。
この型があると、本番でも落ち着いて対応できます。
まとめ:リスニング力は「変換」してこそ点数になる

リスニング力を
「聞ける力」
で終わらせてしまうと、点数は安定しません。
・何を聞くかを決め
・必要な情報を拾い
・設問に変換する
この流れを意識することで、
リスニングは得点源になります。
音声練習は、ゴールではありません。
テスト・入試で使える形に変換すること。
それが、リスニング対策の本質です。
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プロフィール:
和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ
哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている
スタディブレイン和歌山駅東口教室