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あと5点をもぎ取る!ミスを激減させる「セルフ・添削」と「問題文の読み解き術」

「計算ミスさえなければ……」「問題文を読み間違えた!」 テストが返ってきたとき、誰もが一度はこう嘆いたことがあるはずです。実は、この「あと5点」を失う原因は不注意だけではありません。脳が情報を処理する過程で起こる「認識のズレ」が原因です。
偏差値が高い生徒は、自分の脳がミスをすることを前提に、**「ミスをあぶり出すシステム」**を答案作成に組み込んでいます。今回は、うっかりミスを根絶し、確実に得点を積み上げる技術をブログ形式で解説します。
1. 問題文の「罠」を視覚化する「マーキング読解」

テスト本番の緊張下では、脳のワーキングメモリ(一時的な記憶容量)が圧迫され、問題の条件を驚くほど簡単に忘れてしまいます。
- 条件に「○」を、制約に「下線」を:
- 「正しいものを選べ」なのか「誤っているものを選べ」なのか。
- 「漢字で書け」「抜き出せ」「2つ選べ」。 こうした「設問の要求」にペンで印をつけます。脳に頼らず、**「目に焼き付ける」**ことで認識のズレを防ぎます。
- 「負の条件」を強調する: 「〜でないもの」「〜以外」という否定的な条件は、脳がスルーしやすいポイントです。大きく「×」と書き添えるくらいの意識で強調しましょう。
2. 「解きっぱなし」を卒業する「セルフ・添削」の3ステップ

見直しをしようと思っても、「どこをどう見ればいいかわからない」という人は多いはず。効果的な見直しには手順があります。
- 「答えの妥当性」をチェックする(概算): 数学なら「答えがマイナスになるはずがない」「値が大きすぎないか」と、常識に照らして判断します。
- 「逆算」で検算する: 引き算の答えに引き忘れた数を足して元の数になるか、方程式の解を元の式に代入して成り立つか。**「解いた道と違う道」**で戻ることで、同じミスを繰り返すのを防ぎます。
- 「書き写しミス」の確認: 計算用紙から解答欄へ移すとき、あるいは次のページへ移るとき。ここが最大のミスの温床です。「用紙の数字」と「解答欄の数字」を一文字ずつ照合します。
3. 脳の「オートコンプリート」を解除する

人間の脳は、よく知っているものを見ると「きっとこうだろう」と勝手に補完(オートコンプリート)してしまう習性があります。これが読み間違いの正体です。
- 「指差し確認」の導入: 心の中で、あるいはペン先で一文字ずつ追いながら読みます。
- 「音読」に近い黙読: 頭の中でしっかり音を鳴らしながら読むことで、視覚的なスルーを防ぎます。
- 自分の答案を「他人のもの」として見る: 一度深呼吸をして、「他人の間違い探しをする」という意地悪な視点で自分の答案を眺めてみてください。客観的な視点(メタ認知)が働き、ミスが見つかりやすくなります。
4. ミスを「資産」に変える「ミス分析ノート」

「次は気をつけよう」で終わらせるのが一番のミスです。ミスには人それぞれの「癖」があります。
- ミスの「ラベル貼り」:
- 「計算(九九)」「読み飛ばし(条件無視)」「写し間違い」。 自分がどのミスをしやすいかを知るだけで、テスト中の警戒レベルを上げることができます。
- 「直前のチェックリスト」を作る: テスト開始直前の5分で、「自分はマイナスの符号を忘れがちだから注意」「2つ選べという指示を必ず確認」と、自分専用の注意点を脳にリロードします。
5. まとめ:1点の重みを知る者がテストを制す

あと5点を取るために必要なのは、新しい知識を詰め込むことではなく、**「今持っている力を100%答案に出し切る技術」**です。
- 問題文の指示に印をつけ、視覚的に固定する。
- 逆算や概算を使い、複数のルートで答えを確認する。
- 自分のミスの傾向を分析し、テスト直前に再認識する。
「ミスも実力のうち」という言葉は残酷ですが、真実です。しかし、ミスを防ぐ「仕組み」を作ることもまた、立派な実力です。次のテストでは、ぜひ「セルフ・添削者」としての自分を教室に連れて行ってください!
スタディブレインでは「ちょっと間違えただけ」「ケアレスミスです」というものも見逃しません!それも含めて実力である以上、それは乗り越えるべき課題です。
それを解決するための知恵がスタディブレインにはあります。ぜひ一度お問い合わせください。
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プロフィール:
和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ
哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている
スタディブレイン和歌山駅東口教室