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勉強の仕方

努力を空振りさせない技術:自分の「認知特性」を知り、学びを自分仕様に最適化する

「友達と同じようにノートをまとめているのに、なぜか自分だけ覚えられない」「教科書を読んでいるとすぐに眠くなる」。そんな悩みがあるなら、それはあなたの努力不足ではなく、単に勉強法があなたの脳の「仕様」に合っていないだけかもしれません。

人には、情報を処理しやすい「得意なルート」があります。これを「認知特性」と呼びます。自分の脳のクセを理解し、勉強法をカスタマイズすることで、学習効率を最小限の努力で最大化する戦略を解説します。


1. あなたの脳はどのタイプ?「3つの入力ルート」

まずは、自分がどの感覚を使って情報を入れるのが最もスムーズかを知りましょう。

  • 視覚優位(カメラタイプ): 図、表、グラフ、映像など、「形」や「配置」で情報を捉えるのが得意なタイプです。文字だけのページよりも、カラフルな図解を見た方が一瞬で理解できます。
  • 言語・聴覚優位(ラジオタイプ): 言葉の響きや、論理的な筋道で情報を捉えるのが得意なタイプです。講義を聴くことや、自分で音読して耳から入れることで、知識がスッと定着します。
  • 身体感覚優位(アクションタイプ): 実際に手を動かしたり、歩きながら覚えたり、感情とセットにすることで情報を捉えるのが得意なタイプです。「書いて覚える」より「やってみる」ことで理解が深まります。

2. タイプ別・最強の「学習カスタマイズ」戦略

自分のタイプがなんとなく分かったら、今日から勉強のやり方を大胆に変えてみましょう。

  • 視覚優位のあなたへ: ノートは文字を減らし、マインドマップや矢印を多用した「絵」としてまとめましょう。重要な箇所には決まった色を使い、「あのページの右上に赤色で書いてあったな」という空間の記憶を活用します。
  • 言語・聴覚優位のあなたへ: 教科書を黙読するのではなく、「誰かに授業をしているつもり」で声に出しましょう。また、AIに「この概念を音声講義風に解説して」と頼み、それを聴くのも非常に効果的です。
  • 身体感覚優位のあなたへ: 「座りっぱなし」は脳のスイッチをオフにします。単語を覚えるときは部屋を歩き回る、重要なポイントでガッツポーズをするなど、動きとセットにしましょう。また、実際に模型を作ったり、実験動画を自分で再現したりする体験型学習が最強です。

3. 「弱点」を「強み」でカバーするハイブリッド学習

自分の得意なルートが分かれば、苦手な科目の攻略法も見えてきます。

例えば、論理的な説明(言語)が苦手な視覚優位の人は、数式の証明を延々と読むよりも、その数式が何を表しているのかを「グラフ」や「アニメーション」でまず視覚的に捉えてしまうのが正解です。 逆に、図形問題(視覚)が苦手な言語優位の人は、図形を無理にイメージしようとせず、「この角度が〇〇だから、次はこうなる」と言葉で手順をすべて書き出すことで、論理的に正解を導き出せます。

「巷で良いと言われる勉強法」が、あなたの脳にとって良いとは限りません。 自分の脳が最も心地よいと感じるルートを探し、そこを徹底的に強化してください。


結論:自分という「個体」に最適化せよ

勉強において最大の無駄は、自分の脳に合わないやり方で時間を浪費することです。

  1. 自分の認知特性(視覚・聴覚・身体)の癖を把握する。
  2. 教材を自分のタイプに合わせて「変換」する(図にする、音にする、動く)。
  3. 「やりやすさ」を基準に、自分専用の勉強スタイルを確立する。

高校生活が始まると、膨大な量の知識が押し寄せます。しかし、自分の脳の「仕様書」を持っているあなたは、迷うことなく最短ルートでその知識を吸収していけるはずです。

勉強法には、それぞれのタイプに合ったやり方があります。スタディブレインでは、それを見つけるためのお手伝いをしています。

様々な勉強法を紹介し、授業の中で実践してもらうことで、自分に合った効率的な方法を見つけてもらっています。

自分に合う勉強法を知りたい方は、ぜひスタディブレインへ!

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プロフィール:

和田晶平 スタディブレイン和歌山駅東口教室勉強コーチ

哲学と歴史が大好き 最近は中国古典にハマっている

スタディブレイン和歌山駅東口教室

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